痒くても我慢しよう

妊娠すると体が痒くなることがあります。「妊娠性痒症」といって、ホルモンバランスの変化などで肝臓に負担がかかることが原因といわれます。痒くなるということは、肌全体が刺激に弱くなっていることですから、自然発生的なかゆみだけではなく、自分の汗や汚れ、下着の素材や妊娠していないときには体に合っていたクリームや薬にもかぶれてしまったりすることがあります。

 

肌が弱くなっていることは、そのまま、妊娠線ができやすくなっているということです。妊娠しているしていないにかかわらず、体の具合が悪いときには肌がかさかさになるものです。人間の体の水分量を考えても健康なときは末端まで水分がいきわたっているでしょう。肌が弱くなっているときには、やはり保湿力が失われ肌は乾いてきます。乾いた柔軟性を失った肌では、大きくなるお腹の引っ張る力に対抗できません。

 

さらに、痒いからといって掻いてしまうと、そうでなくても乾燥して弱くなっている肌は簡単に傷を作ってしまいます。表皮の下の真皮や皮下組織にも刺激を与えて裂け易くしてしまうでしょう。

 

対策としては、毎日シャワーを浴びて体の清潔を保つことや、肌に優しい下着をつけること。医師に相談してかゆみをとめる薬を処方してもらうことなどが考えられます。また、妊娠線予防クリームには、保湿成分がたっぷりと含まれますから、肌に塗れば痒さの対策にもなります。

 

かゆみを我慢することは、言うのは簡単ですがなかなかできることではありません。早めに医師に相談してかゆみをとめましょう。くれぐれも掻かないでください。