妊娠線ってどんな状態になるの?

妊娠線はできたばかりのときは赤紫色で、幅は2ミリから3ミリ、長さはいろいろですが5センチから長いものは15センチくらいのものもあります。初めて見たときは、びっくりするくらい、肌の中で異質な形状です。何しろ、白い肌の中にくっきりと赤紫色の太い線が走っているのです。触ると周囲の肌よりへこんでいます。まっすぐではなく、よく見るとぎざぎざで、ちぎれた短い線の連なりのようです。

 

何本もの妊娠線が一気にできてしまうことも珍しくありません。妊娠後期になると特に、昨日まで一本もできていなかったのに、お腹一面に出てしまったということまであります。何本もの妊娠線ができると、肌の表面はでこぼこになってしまい、お腹はまるでスイカのような模様になってしまいます。

 

出産後、しばらくはたるんだ皮膚の中で、妊娠線は黒っぽいしわのように見えます。子宮の収縮とともにお腹の肌も引き締まりもとの張りを取り戻していくのですが、妊娠線が消えることはありません。

 

妊娠線の色は時間の経過とともに枯れてきます。表皮の下の皮下組織が破れてしまっている妊娠線は鮮やかな赤紫から、次第にくすんでいって、産後は白くなります。肌の中に埋もれて目立たなくなる白ならばいいのですが、白銀色になって光を受けるとテカリが出ます。水着になったときに露出する場所の妊娠線の跡はとかく気になり、目立つように感じるものです。

 

といっても、赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんは忙しくて、そればかり考えてもいられません。授乳するときや入浴するときに、「あっ」と思い出すくらいでしょう。妊娠線は消えませんが、日を重ねていけば確実に薄くなってきます。妊娠線予防のマッサージクリームをきちんと塗って、太り過ぎないように体重のコントロールをしつつ、できてしまったものは、あきらめも肝心です。